魚市場ブログ

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ウツボは美味い?

2025年10月14日
今朝、市場の仲卸を回っていると、一際目を引く魚が並んでいました。鋭い歯にギョロリとした目つき、見た瞬間に「怖い」と思わせるその姿。ウツボです。} 岩場から顔を出す姿を海で見かけることもありますが、どちらかといえば凶暴なイメージが強い魚かもしれません。 ところが、その仲卸さんが「ウツボはうまいんだよ」と言うのです。意外に思ってよく話を聞くと、ウツボは高知や和歌山などでは昔から食べられてきた魚で、炙ったタタキや唐揚げ、煮付け、さらには刺身まで楽しめるそうです。白身でクセが少なく、皮の下にはコラーゲンも豊富で、美容や健康にも良いと聞けば、見た目とのギャップに驚かされます。 市場にいると普段のスーパー…

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本シシャモ

2025年10月14日
今年もやって来ました! 本シシャモです、 北海道・広尾から入荷をしていました。 メッカの鵡川は、今年も休漁 これで3年連続となります、放流などもしているようですが なかなか資源回復につながらない。 かつて178トンを記録した水揚げ量は、 2020年に3トン、21年に1.4トンと激減し、 資源維持の目安とされる水準を大きく下回っています。 海水温の上昇などにより、 稚魚が育ちにくい状況が続いていることが原因と考えられています。 本来なら10月上旬ら11月下旬にかけて、 産卵期を迎えたシシャモが沿岸に集まったところを捕らえるんですが・・・・。      

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大蛇行収束

2025年10月13日
「黒潮大蛇行」は、 日本近海を流れる黒潮が、通常よりも大きく曲がりくねる現象で、 2017年8月から2025年4月まで約7年9ヶ月にわたり、 過去最長となる大蛇行が継続しました。 この大蛇行は、 冷水塊の発生による漁業への影響や、 水蒸気の供給増加による夏の猛暑・大雨など、 日本の漁業や気候に多大な影響を与えてきました。 特に深刻なのが静岡県のしらすでここ数年不良が続いています。 本来漁の最盛期にはしらすの入ったカゴが 200から300も並ぶという静岡県の御前崎魚市場で、 ある日はわずか3つしか水揚げがなかったといいます。 10年前に約8500トンあった水揚げ量は近年急激に落ち込み、 ゴールデ…

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クサヤと昔話

2025年10月12日
新島の特産品のクサヤはもっぱらこの魚 ムロアジで作ります。 くさやの主原料は 「ムロアジ」などの脂の少ない魚で伊豆諸島名産の干物です。 独特の強烈な臭いは、 アジ科のムロアジやトビウオ、タカベなどを発酵させた 「くさや汁」に漬け込むことで生まれます。 この汁には 『くさや菌』による抗菌作用があり、防腐剤なしでも保存できます。 ムロアジもそうですが 青鯵の姿も、近頃の市場ではとんと見かけなくなりました。 私が市場に入りたて、そうですね今から50数年前は 青鯵の干物は最高に旨かったし、ムロアジのそれも結構入荷がありましたね。 まだ発砲スチロールが世に出てない時代で トロ箱に入った天日干しの鯖 その…

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台風と連休と

2025年10月11日
台風一過と思いきや、また同じコースで23号が接近中 そんなことも影響しているのか、 連休を控えた今朝でしたが、入荷めちゃ少なかったです。 少ないながらも、大分・佐伯からは 春子(かすご)の姿 そして5時前に 平塚・日海丸さんの魚が到着! 早速5時からセリ MVI_7065 仲卸・丸勇には鹿児島からの どらやき???? ツキヒガイ。

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台風一過の今朝

2025年10月10日
台風一過の今朝、流石に魚は少なかったです。 まだまだ 好調が続く今年のさんま漁ですが 流石に皆さん、ぼちぼち食べ飽きてきているのではないでしょうか。 工夫をされていろんな料理で楽しめるようですが、 やはりさんまは、 個人的には 焼く、刺身、その2択だと思いますね。 そうそう今朝は大分からの カゴカキダイ発見! そしてこんなのも あっそうそう、うねりが残って今朝はなし! てっきりそう思っていた平塚から 午前6時頃、 日海丸分入荷でした。

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台風接近!

2025年10月09日
昨日の夕暮れは何とも幻想的でありましたね。 そして今朝 幸いにも台風の影響は今のところ少ない横浜です。 まあ、流石に各地からの入荷は少なく 豊漁に沸くさんまの入荷も一段落といったところでしょうか。 豊漁期待のスルメイカ、良型がみられました 明日はうねりがまだ残っていそうなので あまり期待はできませんが 市場休みだった昨日ですが、釣りキチ君は 出漁をしたようで、某仲卸の店頭にきらめく釣果が

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真加治木(富山)

2025年10月08日
今月は富山から こんな魚の入荷が2回目 小さいながらもマカジキでございます、 ただめちゃ小さいですね。 今日と舞鶴から来ていたサワラと大した違いがありませんでした。 「カジキマグロ」などと呼ばれることがありますが マグロとは縁もゆかりもございません。 古く関東では赤身の刺身でもっとも人気の高い魚だったらしい、 特に冬に千葉県などで行われている 突きん棒漁で上がったものは人気があって高級料亭などで出されていたそうです。 これがいつの間にか関東での赤身はマグロに交代してしまいました。 本種をもっとも好むのは 北陸金沢市周辺で当地では「わさら」と呼び、 標準和名のサワラを「やなぎ」と呼ぶ、 国内でも…

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佐賀・芝海老

2025年10月07日
仲卸・八丁平で見かけたこいつ 佐賀県・芝海老 これを使った かき揚げ天婦羅、最高なんですよ! クルマエビ科の小エビで、 東京湾以南の比較的大きな内湾に生息する小型のエビ。 古くは日本各地で水揚げされていたが、 現在では三河湾、瀬戸内海、有明海などが産地。 シバエビの名の由来が 東京都内の芝にあるとされることからも、 古くは江戸湾(東京湾)でも揚がっっていたことがわかる。 ある意味、内湾の環境によって激減することが東京湾の現状からもわかる。 戦後まで健在であった 東京湾の打たせ網でまとまってとれ、 比較的安かったので、東京ならではの伝統的な料理である江戸前天ぷらなどに使われていた。  

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週はじめ!

2025年10月06日
午前4:30分の定刻セリ 卸会社・横浜丸魚のセリは 小柴の太刀魚、本牧のキス、佐賀の小肌、 そして金沢区富岡(写真右側)の魚達でした。 それを終え、しばらくすると 平塚の魚が入荷をしてきました。 MVI_6679 横須賀・佐島からは御覧の綺麗なソコイトヨリが 鮪のセリ場には 箱に入りきらないために頭を切られたメキシコ産の本鮪の姿も そうそう、今朝は日の出がなんともでしたよ。

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