魚市場ブログ

魚市場ブログ一覧

三宅島からウメイロ

2024年06月10日
今日紹介するのは、鮮やかな色と美味しさで知られるウメイロです。 ウメイロは、イサキ科に属する海水魚で、大きさは通常30cmから40cmほどに成長し、力強い引きで釣り人にも人気の魚ですね~見た目が「タカベ」という魚に似ていると思った方は、きっと伊豆七島通か、釣り師の方かなあ~と思います(笑) (ウメイロ) (タカベ) 「ウメイロ」は別名「オキタカベ」とも言います。漢字表記だと「梅色」となり、背のほうが梅の実の色に似ているところからこの名前がつきました。 三宅島は、東京都に属する伊豆諸島の一つで、美しい海と豊かな海洋資源に恵まれています。この島の周辺は黒潮の影響を受け、ウメイロにとって理想的な環境…

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天草のブランド岩牡蠣

2024年06月06日
今日は夏の牡蠣と言えば岩ガキ。その中でも、天草の岩ガキを紹介します!! 天草は、豊かな自然と美しい海に囲まれた九州の天草地方で育てられています。特に、苓北町の海で4年間じっくりと育てられる天草の岩ガキは、他に類を見ない風味と質の高さで知られています。 苓北の海は、潮の流れが激しく、岩ガキが自然の環境の中でたくましく成長するのに最適な場所です。この厳しい環境で育つことで、岩ガキの身は引き締まり、豊かな風味が生まれます。天草の岩ガキは、通年を通して楽しむことができるのも大きな魅力で、特に夏の暑い季節には、そのクリーミーな味わいとぷりぷりとした食感が一層引き立ちます。この岩ガキは、単に美味しいだけで…

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トクビレ【八角】

2024年06月04日
今日は「八角」についてご紹介します。 本来の名前は「得鰭(トクビレ)」ですが、胴部分を筒切りにした断面が八角形であるため、北海道では「八角」と呼ばれるようになりました。その後、この呼び名が関東でも定着して、代表的な名称となりました。厳密には、雄のみを「八角」と呼ぶ説もあるようですよ! 八角の旬は一般的に1月から3月とされていますが、旬の時期には特に美味しく楽しめますが、八角は一年を通して水揚げされるため、季節を問わず味わうことができます。その希少性から、市場で見かけたらすぐに購入するのがおすすめ!! 鮮度の良い八角の雄は、全体的に黒く、黒目が澄んでいるのが特徴です。また、鰓(エラ)が鮮紅色のも…

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「シコイワシ」

2024年05月31日
台風にもかかわらず今日、平塚から多くの追っかけが来ました!その中でっ今日は「シコイワシ」を紹介します。 シコイワシは相模湾でよく見られる小型のイワシの一種で、正式には「ウルメイワシ」と呼ばれます。その名前の由来は、目が大きくウルウルとした表情をしていることから「ウルメ」と名付けられたと言われています。また、「シコイワシ」という名前は、身がしっかりとしている(しこしこしている)ことから来ています。これらの特徴から地元の漁師たちにも親しまれています。 シコイワシは、特に春から夏にかけてが旬の時期です。この時期のシコイワシは脂がのっており、非常に美味です。 シコイワシは小型ながら栄養価が非常に高い魚…

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イカの王様 アオリイカ

2024年05月30日
今日紹介するのは「アオリイカ」! こんにちは、皆さん!今日もお魚ブログへようこそ。今回は、鎌倉から今年も追っかけ競りでやって来ている「アオリイカ」をご紹介します。イカの中で「王様」とも称されるアオリイカ、その美味しさに多くの人々が虜になっています。それでは、アオリイカの持つ魅力について一緒に見ていきましょう! まず、アオリイカが「イカの王様」と言われる最大の理由は、その絶品の味です。アオリイカの身は、水の色の象徴でもあるアクアマリンをさらに淡くしたような青みがかった透明感があります。この美しい見た目だけでなく、食感も抜群。コリコリでもなくムチムチでもない、ちょうどその中間を行く食感が特徴です。…

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ゴマフグの白子

2024年05月28日
今日紹介するのは、「佐渡ゴマフグの白子」です。 白子と言えば、真鱈の白子やトラフグの白子などが人気で、冬のイメージが強いです。ただ、ゴマフグの白子は初夏が旬で、特に5月中旬から7月にかけてが最も美味しい時期です。この時期の佐渡ゴマフグの白子は、クリーミーで濃厚な味わいが特徴で、多くの食通に愛されています。 佐渡島は新潟県に位置し、日本海に面した美しい島です。この地域は寒流と暖流が交わるため、豊かな漁場が形成され、様々な魚介類が獲れることで知られています。特に佐渡ゴマフグは、清らかな海水と豊富な餌に恵まれた環境で育つため、質の高い白子が産出されます!! 初夏のゴマフグの白子は、そのクリーミーさと…

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ヨロイタチウオ(ヒゲダラ)

2024年05月20日
今日ご紹介するのは、この魚! 「ヨロイタチウオ」です。関東ではこの魚は「ヒゲダラ」と言呼びます。 顎の下に特徴的なヒゲがあるから・・・(笑) しかも鱈の仲間でもないのに鱈?見た目が似てるかだって(笑) ヨロイタチウオは、日本の暖かい海域、特に九州から沖縄にかけてのエリアで見られる魚です。 本当の名前の由来は、その独特の外見から来ています。細長い体に銀色の鱗が輝き、まるで鎧をまとったように見えることから「ヨロイタチウオ」と呼ばれています。ヨロイタチウオの旬は夏から秋にかけて。この時期になると、身が引き締まり、脂がのってとても美味しくなります。白身魚でありながら、刺身にすると淡泊ながらも上品な味わ…

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春ホッケ

2024年05月17日
今日紹介するのは、春の訪れとともに楽しむ「ホッケ」です。 有名な産地   北海道(特に根室市、釧路市)、青森県(八戸市) 旬の時期   春から初夏にかけて、特に5月から7月が美味しい時期です。 ホッケは漢字で「魚偏に花」と書くように、北海道に桜が咲き始める頃が脂ののりが良くなる目安です。この時期に漁獲されるホッケは、「春ホッケ」として知られ、その身の柔らかさと豊かな風味が楽しめます。特に5月から7月にかけて漁獲されるホッケは、脂がのった最高の開きホッケとなります。さらに、北海道の沿岸では11月にも多く漁獲され、この時期のホッケも脂がのっていて美味しいです!! 春のホッケは様々な料理に使われます…

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香川県のオリーブサーモン

2024年05月16日
今日は香川県で育てられているオリーブサーモンについて紹介したいと思います。 オリーブサーモンの養殖が始まったのは2011年のことだそうです。東日本大震災によって東北沿岸部のサーモン養殖場が大きな被害を受け、稚魚生産者たちは出荷先を失ってしまいました。そんな中、香川県の漁業関係者が被災地支援の意味も込めて稚魚を購入し、香川でのサーモン養殖がスタートしたのです。こうした背景には、香川県の温かい支援の気持ちがあったんですね~ オリーブサーモンの特長は、香川県産のオリーブの葉の粉末を混ぜた餌を与えて育てることです。オリーブの葉には「オレウロペイン」というポリフェノールが豊富に含まれており、これがサーモ…

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特別市場ツアーを体験しよう!

2024年05月09日
特別市場ツアーを体験しよう! 今日は、今年から本格的に訪日外国人向けの市場ツアーをご紹介しますね~ 一般にはなかなか公開されない市場の内部を探索できる、特別なツアー!! このツアーは、日本国内の方はもちろん、海外からの訪問者にも大変人気があります。競りの熱気を体感 通訳ガイドが同行し、普段は見ることができない競りの場を訪れます。競りの興奮と熱気を間近で感じることができるのは、 このツアーならではの魅力です。 市場内のプロ御用達の店でのショッピングも楽しめます。珍しい食材や道具を手に入れるチャンスもあります!! ツアーの流れ 早朝5時から7時までの2時間、以下のようなプログラムで進行します。 1…

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