魚市場ブログ
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北海道から極上の珍魚!「ボウズキンポ」
2025年03月28日
北海道から、なんとも珍しい魚「ボウズキンポ」がいました!! 5キロくらいありましたね~ 市場ではめったに見かけない希少な魚で、見る人の目を引く独特な姿をしています。名前の由来は、つるんとした頭と金色がかった美しい体色から「坊主」+「金宝」と言われていますが、その真偽は定かではありません。それでも、その神秘的な姿と味わいから、まさに“深海の隠れた宝物”といえる存在ですね! 見た目とは裏腹に、味は非常に上品。白身はふっくらとしていて脂がのっており、皮にはゼラチン質がたっぷり。鍋にすればスープが濃厚になり、 塩焼きや唐揚げにしても旨みが際立ちます。クセがなく、それでいて口の中にじんわりと広がるコクは…
関東の職人技と長包丁で捌く鮪解体の魅力
2025年03月18日
日本の食文化に欠かせない鮪、その解体には熟練の技が必要であり、特に関東では長包丁(マグロ包丁) を使った職人技が今も受け継がれています。 市場で働く仲卸さんによると、長包丁を使うことで身を傷めずに美しく捌けるとのこと。特に大型の鮪を扱う関東では、この包丁が欠かせないといいます。長包丁は刃渡り80cm~150cmに及ぶ特殊な包丁で、短い包丁では難しい一気に滑らせるように切る技術を実現できます。短い包丁だと何度も切らないといけないが、長包丁なら一度で仕上げられる。その分、魚に余計なストレスをかけずに済むそうです。 マグロの解体はまず頭を落とすところから始まります。 市場に並ぶマグロはすでに内臓とエ…
生きた甘えび
2025年03月03日
横浜中央卸売市場に、富山県から 「生きた甘えび」 が入荷しました。これは 非常に珍しいんですよ!! 箱を開けた瞬間、驚きの光景 発泡スチロールの箱を開けた瞬間、甘えびが 飛び跳ねるほど活きがよかった そうです。 私が見たときには少し弱っていましたが、それでも かすかに動いている 状態でした。市場では通常、冷凍またはチルドの甘えびが流通するため、生きたままの甘えびを見るのは本当に貴重です。 IMG_0845 こんなに綺麗なんですね 特に驚いたのは その色の美しさ でした。甘えびはもともと鮮やかな赤色をしていますが、生きた状態ではさらに鮮明で、まるで宝石のように輝いていました。 その鮮やかさに感動…
オシャレコショウダイ
2025年02月28日
今朝の市場で、見慣れない魚を見かけました。名前を聞いてみると「オシャレコショウダイ」という魚とのこと。初めて耳にする名前だったので、気になって調べてみました。 ■ オシャレコショウダイとは? オシャレコショウダイは、スズキ目イサキ科に属する魚で、日本では 八丈島、小笠原諸島、紀伊半島から九州、沖縄 などで見られるそうです。海外では 紅海や南アフリカ、ニューギニア周辺の西太平洋 にまで生息しているとか。 特に 幼魚の頃は黒と白の縞模様で、大人になると茶色い斑点模様へと変化 するのが特徴。幼魚の姿はまるでクネクネと泳ぐクラウンフィッシュのようで、水族館で飼育されることもあるらしいです。 ■ 気にな…
輸入牡蠣の可能性
2025年02月14日
最近、 アイルランド産の牡蠣が5年ぶりに輸入再開 されたというニュース。 業界新聞を読んでいたら、横浜市中央卸売市場の仲卸「日本石花」さんがこの輸入に大きく関わっている とのことで、これは気になる! 日本石花さんは、もともと 生鮮殻付き牡蠣の輸出をメイン にしていた会社ですが、2024年10月から本格的に輸入事業もスタート しました。 しかも、アイルランド産だけでなく カナダ・オーストラリア産の牡蠣 も取り扱いを予定しているとのこと。 (アイルランド産牡蠣) では、なぜ海外産の牡蠣を日本に輸入しようとしているのか? その理由は 訪日外国人向けの需要 です。 東南アジアのオイスターバーでは 欧米…
コバンザメの驚きの生態
2025年02月06日
バンザメって何者? 名前の由来 コバンザメの名前は、頭にある吸盤の形が江戸時代の貨幣「小判」に似ていることに由来しています。この吸盤を使って他の生物にくっつく習性が特徴的であり、その姿から「コバンザメ」と呼ばれるようになりました。 コバンザメ (Echeneis naucrates) は、サメやウミガメ、大型魚にくっついて生活する不思議な魚。その特徴は、頭にある吸盤。実はこれ、元々背びれが進化したものなのです! コバンザメは「水流を利用して吸着」し、他の動物にくっついて移動のエネルギーを節約することができます。 何のためにくっつくの? コバンザメが他の生物に吸着するのには、少なくとも三つのメリ…
仲卸さんから頂いたエビスダイを食べてみました
2025年02月04日
今朝、市場の仲卸さんから「これ、食べてみなよ!」とエビスダイをいただきました。真っ赤で大きな目を持ち、見た目はキンメダイにも似ていますが、実は別の種類なのだそう。エビスダイはうろこや骨が硬いので、今回は仲卸さんにお願いして捌いてもらいました。ありがたい! エビスダイってどんな魚? キントキダイ科に属する深海魚の一種。 一見キンメダイのような鮮やかな赤色の体が特徴。 身は白身で、皮目に脂がのりやすいと言われています。 深海魚というと身が柔らかいイメージですが、エビスダイは程よい弾力もあって、食感が楽しい魚なんです。 捌き方のポイント 仲卸さんに手際よく捌いてもらったので、そのときに教わったポイン…
今年も伏見稲荷大社へ
2025年01月23日
今年も恒例行事として、京都の伏見稲荷大社へ初詣に行ってきました。 伏見稲荷大社は外国人観光客にとって日本で一番人気の観光スポットだそうで、今回訪れた際もほとんどが海外からの観光客の方々でした。 境内のどこを見ても外国語が飛び交い、まるで日本ではないような雰囲気でしたね! 昨年の初詣はあいにくの天気でしたが、今年は晴天に恵まれ、清々しい空気の中で参拝することができました。青空の下で千本鳥居をくぐると、より一層神聖な気持ちになりました。 市場から奉納された鳥居もありますあるんですよ 参拝後には恒例のおみくじを引きましたが、結果は「後吉」でした。正直なところ、「後吉」という運勢が良いのか悪いのかピン…
気仙沼の珍味「モウカの星」
2025年01月14日
宮城県気仙沼市は、豊かな海産物で知られる港町です。その中でも特に珍味として地元の人々に愛されているのが「モウカの星」。これは、モウカザメ(別名:ネズミザメ)の心臓を指し、その独特の食感と風味から一度食べたら忘れられないと言われています。 「モウカの星」の名前の由来 「モウカの星」という名前は、モウカザメの「モウカ」と、心臓の断面が星の形に見えることから名付けられました。新鮮なモウカの星は薄くスライスされ、ごま油と塩でいただくのが一般的。味わいはレバ刺しに近く、口の中で広がる濃厚な旨みが特徴です。 「モウカの星」の旬はいつ? 「モウカの星」が特に美味しいのは、秋から冬にかけてです。この時期、モウ…
新年初競り
2025年01月05日
皆さま、改めまして明けましておめでとうございます。 今年も横浜市中央卸売市場をどうぞよろしくお願いいたします。 さて、本日1月5日(日)は仕事始めということで、市場では毎年恒例の初競りが行われました。 豊洲市場では、1999年以降で2番目となる高額(2億700万)で大間の本マグロ(276キロ)が競り落とされたというニュースが飛び込んでまいりましたね。 過去最高額はあの「すしざんまい」の3億3000万円とのことで、毎年ながら初競りの話題は桁違い! そして、ここ横浜市中央卸売市場でも新年のあいさつを終え、いよいよ初競りへ。 日曜日ということもあって鮮魚の数は普段に比べて少なめでしたが、やはり初競り…