魚市場ブログ
生きた甘えび
2025年03月03日
横浜中央卸売市場に、富山県から 「生きた甘えび」 が入荷しました。
これは 非常に珍しいんですよ!!
箱を開けた瞬間、驚きの光景
発泡スチロールの箱を開けた瞬間、甘えびが 飛び跳ねるほど活きがよかった そうです。
私が見たときには少し弱っていましたが、それでも かすかに動いている 状態でした。
市場では通常、冷凍またはチルドの甘えびが流通するため、生きたままの甘えびを見るのは本当に貴重です。
こんなに綺麗なんですね
特に驚いたのは その色の美しさ でした。
甘えびはもともと鮮やかな赤色をしていますが、
生きた状態ではさらに鮮明で、まるで宝石のように輝いていました。
その鮮やかさに感動しました!!
なぜ生きた甘えびは珍しいのか?
甘えび(ホッコクアカエビ)は、富山湾や日本海沿岸で漁獲されます。
しかし、このエビは 非常にデリケート で、漁獲後すぐに鮮度が落ちやすいため、通常は以下の方法で流通します。
- 急速冷凍:鮮度を保つために、すぐに冷凍されるのが一般的
- チルド輸送:新鮮な状態を維持しつつ冷蔵で流通
- 活魚輸送:特殊な水槽で生きたまま輸送(極めて稀)
「生きた甘えび」ならではの美味しさ
生きた甘えびの最大の魅力は、その 食感と甘みの違い です。
- プリプリとした弾力のある食感
- 通常の甘えびよりも濃厚な甘み
- 特に刺身で食べると、冷凍品との違いがはっきり分かる
市場で見かける機会はほとんどないため、もし出会えたらぜひ試してみる価値があります。