魚市場ブログ
稲取金目の魅力!
2023年06月02日
今日は仲卸街に立派な金目鯛がいたのでご紹介しますね~それがこいつ👇
金目鯛は年間を通じて捕獲される魚ですが、その旬の時期は6月から8月の産卵期になります。この時期にはオレンジ色の卵を見ることができます。夏になると金目鯛は卵を持つため、この時期だけの珍味がいただけます!煮付けなどで楽しむことが最適ですね!!
金目鯛の美味しさは産地によっても異なると言われています。特に稲取港は、金目鯛の町として知られています。ここで水揚げされる金目鯛は脂が乗っており、その美味しさは評判となっていますよね~なので今日は、稲取金目鯛を色々と調べてみました!!
神奈川県水産総合研究所の菊地康司主任研究員による調査では、金目鯛の筋肉や皮に含まれる全体脂肪量を比較しました。その結果、稲取沖の金目鯛は他の産地と比べて全脂肪量が高いことが分かりました。また、皮の全脂肪量も稲取沖が最も多い結果となったそうですよ!!
なんでかとゆうと、伊豆稲取港で水揚げされる金目鯛は、矢筈出の金目漁場で多く漁獲されます。この漁場は他の金目漁場の中間に位置しており、餌となるマメハダカの存在が金目鯛の脂質に影響している可能性があるそうです!
しかし、まだ十分な研究が行われていないため、はっきりとした結論は得られていなおいそうですが、、、ただし、矢筈出には、三陸沖から脂の乗ったマメハダカ(ハダカイワシの一種)が南下して、餌となるマメハダカが金目鯛漁場にあらわれるかどうかがキンメダイの脂質に影響しているのかも知れませんね!!
以上!!稲取金目の魅力についてでした~(^^)/