魚市場ブログ

玄海サーモンの魅力をご紹介!

2024年03月12日

今日は「玄海サーモン」っていう魚。聞いたことありますか?このサーモンは、なんと玄界灘で育てられているんですって。ヤマフ社とマルハニチロ社が手を組んで養殖しているそうで、ニジマスから改良された「サーモントラウト」という品種です。

この玄海サーモン、すごく短い期間しか水揚げされないんですよ。2月の終わりから4月の初めまでの約1.5ヶ月間だけ。ものすごく限られた時期にしか味わえないんです!

さて、このサーモンは佐賀県で海面養殖されています。海にいけすを作って、そこで丁寧に育てられているんですね。でも、この魚、養殖がすごく難しいんだとか。網にちょっとこすれただけで死んじゃうほどデリケートなんですって!

玄海サーモンを育てている人たちは、本当に愛情を持って世話をしているんですよ。いけすに入れる魚の数を制限したり、エサのやり方やタイミングを細かく管理したり。毎日、魚の健康状態もチェックして、品質をしっかり守っています。活〆して海水氷水で血抜きをすることで、魚臭さが少ないです。さらに、玄海サーモンは脂質が20%と、他のアトランティックサーモンに比べて少なめ。でもそれがいいんですよね。あっさりとした味わいで、でも焼くとジュワッと脂が出てきて、めちゃくちゃ美味しいんです。

こんなに手間ひまかけて育てられた玄海サーモン、一度味わってみたいと思いませんか?限られた時期にしか楽しめない、この特別なサーモン。見かけたら、ぜひ試してみてくださいね!

 

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