魚市場ブログ

東京湾からホシザメ

2023年11月30日

今日は、東京湾で仲卸さんによって釣られたホシザメについてお話しします。

ホシザメという名前は、その美しい外見から来ています。体の側面にある白い星のような斑点が、この魚に「ホシザメ」という名前を与えたのです。その見た目だけでなく、味にもその特徴が現れています。ホシザメは、サメの中でも最もおいしいと言われているらしい?

沿岸域の砂泥底を好むこの小型サメは、無脊椎動物や魚類を食べて生活しています。春には1匹から最大-22匹くらいの子供を産むそうですが、近年ではホシザメ含むサメ自体が絶滅危惧種になってるそうですね~

ホシザメは新鮮なものを刺身として楽しむのが一般的ですが、かまぼこやはんぺんなどの練り物に加工しても絶品です。ただし、サメ特有のアンモニア臭をなくすのがポイント。適切な調理法で、この美味を最大限に引き出しましょう

サメの刺身 : 漁・猟師(直売有)の主人と島で田舎暮らし~

特に興味深いのが、福岡県宗像市の鐘崎地区で伝わるホシザメの食べ方です。ここでは、ホシザメを干物にして、独特の味付けを施す伝統があります。そのコリコリとした食感は「玄海かずのこ」や「鐘崎数の子」と呼ばれ、地元の人々に親しまれています。

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皆さんも、食べる機会がありましたらぜひ味わってみてくださいね。

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