魚市場ブログ
春ホッケ
2024年05月17日
今日紹介するのは、春の訪れとともに楽しむ「ホッケ」です。
有名な産地 北海道(特に根室市、釧路市)、青森県(八戸市)
旬の時期 春から初夏にかけて、特に5月から7月が美味しい時期です。
ホッケは漢字で「魚偏に花」と書くように、北海道に桜が咲き始める頃が脂ののりが良くなる目安です。この時期に漁獲されるホッケは、「春ホッケ」として知られ、その身の柔らかさと豊かな風味が楽しめます。特に5月から7月にかけて漁獲されるホッケは、脂がのった最高の開きホッケとなります。さらに、北海道の沿岸では11月にも多く漁獲され、この時期のホッケも脂がのっていて美味しいです!!
春のホッケは様々な料理に使われますが、特におすすめの食べ方は以下の通りです:
一夜干し: 春のホッケは一夜干しにすると、その程よい脂と旨味が凝縮されます。軽く炙って食べると、香ばしい風味とジューシーな身が楽しめます。
塩焼き: シンプルに塩を振って焼くことで、ホッケ本来の味わいを堪能できます。大根おろしやレモンを添えてさっぱりといただくのもおすすめです。
味噌漬け: ホッケを味噌に漬け込んで焼くと、味噌の風味がホッケの甘みと相まって絶品です。ご飯のお供に最適です。
ホッケは寒冷地で育つ魚ですが、春になると産卵のために沿岸に近づき、漁獲されます。そのため、春のホッケは産卵前の栄養を蓄えた状態で、特に美味しいとされています。また、ホッケは干物にすることで保存性が高まり、一年を通して楽しむことができます。