魚市場ブログ

大磯からまさかの桜エビが1ケース入荷

2024年09月02日

今日は台風明けで、正直、あまり期待していなかったんですが、市場に行ったら、大磯や平塚から追っかけが届きました。

(追っかけ競りとは?)
https://www.kanaloco.jp/news/economy/entry-276137.html

イシダイ、ニベ、鯵、ヒゲダイなど、バラエティ豊かな魚たちが揃っていましたが、その中で一番驚いたのが…桜エビです!しかも、たった1ケースだけ。

大磯からの桜エビ入荷は非常に珍しい

桜エビといえば、通常は静岡県の駿河湾でしか漁獲されないことで有名です。実際には遠州灘や相模湾、東京湾にも生息しているのですが、日本国内で桜エビの漁業許可を受けているのは静岡県のみ。そのため、国内で流通する桜エビのほぼ100%が駿河湾産となります。だからこそ、今回のように9月に大磯から桜エビが入荷するなんて、本当に驚きです。

台風の影響?自然の不思議

今回の桜エビが大磯に来た理由として考えられるのは、やはり台風の影響かなと思います。台風が通過すると、海の状況が大きく変わり、普段は捕れない場所で魚やエビが捕獲されることがあります。もしかしたら、駿河湾から大磯まで桜エビが流されてきたのかもしれませんが、真相はわかりません(笑)。それでも、たった1ケースだけでも市場に並ぶなんて、なんだか特別感がありますよね~(笑)

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