魚市場ブログ

大樹町の幻のシジミ

2024年07月22日

今日紹介するのは、仲卸のムラマツさんのお店にあったこの大きなシジミ!

今日は北海道大樹町(たいきちょう)の「シジミの旬」を紹介します。大樹町は、北海道の東部、十勝の南に位置し、東側は太平洋、西側は日高山脈に接しています。この美しい自然に囲まれた町には、日本一の清流である歴舟川が流れています。そんな大樹町の生花苗沼(オイカマナイトー)では、1年に1日だけヤマトシジミ漁が行われます。

この漁は7月14日に行われ、年に一度の特別なイベントです。漁業者のみが許可されており、とても希少なシジミです。

漁の準備として、太平洋に面した砂壁を崩し、生花苗沼の水を抜いてから行います。これにより、シジミを手作業で一つ一つ丁寧に採取します。資源保護のため、この方法が採用されているのです。

「シジミの旬」は、夏の「土用しじみ」と冬の「寒しじみ」という二つの時期があります。特に夏の土用しじみは、産卵期前で身が太り、プリプリとした身の食感が楽しめます。

1年に1度しか漁をしない希少なシジミです。特別な味わいをぜひ一度体験してみてください!

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