魚市場ブログ
大分県からの希少な貝「シッタカ貝」
2024年06月13日
今日は市場でとても珍しい貝を見つけました。その名も「シッタカ貝」!!
初めて見る貝でしたが、仲卸さんのよると、このサイズのシッタカ貝が入荷するのはなかなかないことだそうです。さらに、値段も高値で取引されているとのこと。確かに、昔はどこでも取れた貝だったそうですが、今では高級な貝として扱われているそうですよ~
シッタカ貝は、青森県以南の太平洋沿岸から九州にかけて分布している小型の巻貝です。本名は「バテイラ」で、その殻の形が馬の蹄に似ていることから「馬蹄螺」という漢字が使われています。また、名前の由来は、貝殻の形が底辺より尻高になっているため、「尻高貝」とも呼ばれています
私はまだシッタカ貝を食べたことがありませんが、調べてみると非常に美味しい貝だそうです。一般的な調理法には、塩茹で、かき揚げ、味噌汁、つぼ焼きなどがあります。特に塩茹では、貝の磯の香りが引き立ち、お酒のつまみに最高だとか・・・
今回のシッタカ貝は大分県から入荷されたものです。大分県はシッタカ貝の主な産地の一つで、このサイズは中々市場でも入荷しないそうですね~
以上の写真の指をさしている上くらいのサイズがほとんどみたいです。このシッタカ貝の希少性がよくわかります!!
シッタカ貝は、その美味しさと希少性から、一度は食べてみたい貝の一つです。今度、機会があればぜひ試してみたいと思います。