魚市場ブログ
ゲノム編集フグ
2022年06月02日
ニュースなどでも言われていますが、「てっちり」や「てっさ」などのふぐ料理に使われる高級魚、「トラフグ」は、「ゲノム編集」と呼ばれる生命の遺伝情報を自在に書き換えられる技術を使って、通常の2倍のスピードで成長する「トラフグ」を作り出すことに京都大学などのグループが成功したそうです。養殖だと2年かかるところを1年ほどで出荷できる状態になるということなのですが、これどう思いますか❔
個人的には反対なんですよね~ゲノム編集は、遺伝子を壊すことを基本としており、意図的に病気や障害を引き起こすことで品種の改良を行うという、実に粗っぽい技術なんです。筋肉の成長を抑えている「ミオスタチン」という遺伝子を操作し、働かなくしたところ、ふぐの身の部分が、通常の1.4倍ほどある肉付きのよいトラフグを作り出すことができたということです。
消費者には、安全や健康に暮らせるよう環境や食卓を守らないといけないと思います。なんでゲノム編集食品全般に反対ですね(-_-;)