魚市場ブログ
オアカアジ?
今日はいつものように市場の仲卸店を見て回っていたら、今まで見たことがなかった魚を発見しました。興味が湧いて写真を撮っていると、仲卸さんが「これはオアカアジだよ」と声をかけてくれました。その後、オアカアジについていろいろと教えていただきました。
この(オアカアジ)静岡からやってきたそうです。
話をしていたら、「食べてみなよ」となんと1匹プレゼントしてくれました!
さらに、別のベルさんのお店でその場で三枚おろしにしてもらえるという幸運までついてきました。
内臓脂肪もバッチリ👍
せっかくいただいたので、今日はこのオアカアジについて色々と調べてみました。
オアカアジってどんな魚?
オアカアジはその名の通り、尾が赤く色づいているのが特徴的な魚です。一般的なマアジとは異なり、サイズも少し大きめで、身が厚く、脂がよくのっています。見た目も豪華で、市場でも一目惚れしてしまうような美しさです。このオアカアジは特に温暖な海域、例えば静岡や九州、四国、沖縄周辺で水揚げされることが多い魚です。
旬は? オアカアジの旬は、夏から秋にかけて。特に9月から10月にかけてが脂が最も乗っており、絶品の味わいを楽しめる時期です。 今がまさにそのピークのタイミングですね!秋のオアカアジは、脂の甘みが一層引き立ち、まろやかでとろけるような食感が堪能できる最高の季節です。
食べ方のおすすめは?
仲卸さんのおすすめ通り、オアカアジは新鮮な状態で刺身にするのが一番!刺身で食べると、青魚特有の旨味と酸味が見事に調和し、豊かな脂が口の中でとろけます。シンプルに醤油で食べても十分に美味しいですが、薬味に生姜や大葉を合わせるとさらにさっぱりといただけます。
次回は、フライや焼き魚にも挑戦してみたいところです。特にフライは、脂が衣にしっかり染み込み、外はカリッと中はジューシーな仕上がりになるため、これもまた楽しみな一品です。また、塩焼きや味噌漬け焼きにしても、脂がじんわりと溶け出し、香ばしさと甘みの絶妙なバランスを味わえることでしょう。
オアカアジの豆知識
オアカアジは、他のアジよりも流通量が少ないため、希少性の高い魚でもあります。見かけたら、迷わずゲットしておくのが正解です!また、脂がたっぷり乗っているため冷凍保存しても味が落ちにくく、後日違う調理法で楽しむことも可能です。
今日の晩酌は、このオアカアジの刺身を堪能しながらゆっくりと楽しむことにします。次回はフライや焼き魚にもチャレンジして、この脂の乗った美味しいオアカアジをいろんな形で味わいたいですね。