魚市場ブログ

【驚きの珍魚】巨大なサワラ

今日は仲卸街で衝撃の光景に遭遇しました。その場所には、想像を絶する巨大な鰆（サワラ）が横たわっていました。

しかも、その魚には「ウシサワラ」と書かれた名札がつけられていたのです！さらに、その横には「レア」の札が…。これは調査せざるを得ませんね（笑）

ウシサワラについて調べてみると、それはなんと西日本から朝鮮半島、中国沿岸に生息している大型魚で、全長は平均で約100cm、最大ではなんと237cmにもなるとのこと。驚異的な大きさですね。国内では長崎県や鹿児島で見ることができるそうです。ちなみに、今日見つけたウシサワラは鹿児島県産の11.5キロもありました！巨大なウシサワラの存在に感動しきりです😁

ウシサワラは「珍魚」という言葉がぴったりの驚異的な魚で、サワラ属の中でも国内の水揚げはほんの少しだけ。流通することはほとんどなく、見つけたら幸運とも言えるほどなんだとか、、、😲

なんと、長崎では100キロのウシサワラも水揚げされていたとか。世の中、上には上がいるとはこのことですね～！！

ウシサワラの旬については情報が少なく、不明な点が多いのですが、晩秋から冬にかけてが旬ではないかと思われます。鱗は小さくて取りやすく、骨はあまり硬くないという特徴があります。その白身は透明感がありますが、白濁しやすく、サワラなどと比べると少し水分が多め。それでも熱を通しても硬くなりにくいとのこと。こんなウシサワラ、ぜひ一度食べてみたいですね～これほどの大型でレアな魚、ウシサワラに出会える日が来るなんて…
これからも、驚きと発見の旅は続きます（笑）