魚市場ブログ

「2023年の秋刀魚、久々の豊漁は短期間？今が旬の味わいを楽しむチャンス！」

今日紹介するのは、秋の味覚の代表格「秋刀魚（さんま）」です。今年も秋刀魚のシーズンがやってきましたが、ここ数年続いている不漁の影響で、今年も少し特別なシーズンとなりそうです。新しい情報を交えながら、今年の秋刀魚について見ていきましょう。

例年より早く解禁された秋刀魚漁
今年の秋刀魚漁は、例年よりも10日ほど早く解禁されました。通常は8月の終わりから9月の初めにかけて始まる秋刀魚漁ですが、2023年は8月10日に漁がスタートしています。この早期解禁の背景には、近年続く不漁が大きな影響を与えています。漁業者たちは、少しでも多くの秋刀魚を確保するために早めに漁に出ることを決めました。早めに市場に並んだ秋刀魚は、まだ小ぶりではありますが、去年の秋刀魚よりいいサイズ！！

2023年の漁期後半には、日本の排他的経済水域（EEZ）内に久しぶりに漁場が形成され、生き残った秋刀魚が成長したことで、大きな個体が多く獲れたと考えられているそうですね～この豊漁は10月頃まで続く見通しですが、11月以降は再び不安要素が残ります。沖から回遊してくる秋刀魚の群れは、数が少なく、サイズも小さいと予測されているため、再び水揚げ量が減少する可能性があるのです。つまり、今年の「豊漁」は一時的なもので、秋刀魚を楽しめる期間は想像よりも短いかもしれませんね～💦