魚市場ブログ
「華漣」の魅力
2023年05月30日
おはようございます!!
今日は、仲卸店の丸勇商店で見つけたこの長崎県小長井産の養殖ブランド牡蠣、なんと1個350円の高級な牡蠣
「華漣(かれん)」です。
この華漣、聞きなれないかもしれませんが、実は「かき日本一決定戦」で初代グランプリに輝いた、正真正銘の日本一の生牡蠣なんです。このコンテストは、全国のかき愛好会で構成される「日本オイスター協会」が開催し、全国約2,800のかき生産者が参加する大会で、華漣がその初代グランプリを飾ったというのですから驚きです!!
この華漣は、マガキの品種改良から生まれた新品種。マガキの収穫時期は通常12月〜4月までとされていますが、この華漣はその期間を超えて夏にも収穫できる特別な品種なのです。さらにその味は、ミルキーな食感と塩辛さが絶妙に絡み合い、特に大きな貝柱のシャキシャキとした食感が特徴で、一度口にすれば、その味わいが口いっぱいに広がります!!
安全面でも優れており、海から引き揚げた後は紫外線で殺菌された水で24時間以上置かれるので、安心して味わうことができます。その製法も興味深いです。華漣は通常の小長井牡蠣とは異なり、1粒ずつ育てられる「シングルシード」という技術で養殖されているそうです。稚貝が水槽である程度成長したら、かごに入れられて有明海で育てられ、その結果、殻が膨らんで華漣独特のカップ型になるのだとか
以上、丸勇商店で見つけた驚きの生牡蠣、華漣のご紹介でした。日本一の称号を得たその品質と美味しさ、ぜひ一度お試しください。