魚市場ブログ

魚市場ブログ一覧

生きた甘えび

2025年03月03日
横浜中央卸売市場に、富山県から 「生きた甘えび」 が入荷しました。これは 非常に珍しいんですよ!! 箱を開けた瞬間、驚きの光景 発泡スチロールの箱を開けた瞬間、甘えびが 飛び跳ねるほど活きがよかった そうです。 私が見たときには少し弱っていましたが、それでも かすかに動いている 状態でした。市場では通常、冷凍またはチルドの甘えびが流通するため、生きたままの甘えびを見るのは本当に貴重です。 IMG_0845 こんなに綺麗なんですね 特に驚いたのは その色の美しさ でした。甘えびはもともと鮮やかな赤色をしていますが、生きた状態ではさらに鮮明で、まるで宝石のように輝いていました。 その鮮やかさに感動…

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オシャレコショウダイ

2025年02月28日
今朝の市場で、見慣れない魚を見かけました。名前を聞いてみると「オシャレコショウダイ」という魚とのこと。初めて耳にする名前だったので、気になって調べてみました。 ■ オシャレコショウダイとは? オシャレコショウダイは、スズキ目イサキ科に属する魚で、日本では 八丈島、小笠原諸島、紀伊半島から九州、沖縄 などで見られるそうです。海外では 紅海や南アフリカ、ニューギニア周辺の西太平洋 にまで生息しているとか。 特に 幼魚の頃は黒と白の縞模様で、大人になると茶色い斑点模様へと変化 するのが特徴。幼魚の姿はまるでクネクネと泳ぐクラウンフィッシュのようで、水族館で飼育されることもあるらしいです。 ■ 気にな…

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輸入牡蠣の可能性

2025年02月14日
最近、 アイルランド産の牡蠣が5年ぶりに輸入再開 されたというニュース。 業界新聞を読んでいたら、横浜市中央卸売市場の仲卸「日本石花」さんがこの輸入に大きく関わっている とのことで、これは気になる! 日本石花さんは、もともと 生鮮殻付き牡蠣の輸出をメイン にしていた会社ですが、2024年10月から本格的に輸入事業もスタート しました。 しかも、アイルランド産だけでなく カナダ・オーストラリア産の牡蠣 も取り扱いを予定しているとのこと。 (アイルランド産牡蠣) では、なぜ海外産の牡蠣を日本に輸入しようとしているのか? その理由は 訪日外国人向けの需要 です。 東南アジアのオイスターバーでは 欧米…

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コバンザメの驚きの生態

2025年02月06日
バンザメって何者? 名前の由来 コバンザメの名前は、頭にある吸盤の形が江戸時代の貨幣「小判」に似ていることに由来しています。この吸盤を使って他の生物にくっつく習性が特徴的であり、その姿から「コバンザメ」と呼ばれるようになりました。 コバンザメ (Echeneis naucrates) は、サメやウミガメ、大型魚にくっついて生活する不思議な魚。その特徴は、頭にある吸盤。実はこれ、元々背びれが進化したものなのです! コバンザメは「水流を利用して吸着」し、他の動物にくっついて移動のエネルギーを節約することができます。 何のためにくっつくの? コバンザメが他の生物に吸着するのには、少なくとも三つのメリ…

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仲卸さんから頂いたエビスダイを食べてみました

2025年02月04日
今朝、市場の仲卸さんから「これ、食べてみなよ!」とエビスダイをいただきました。真っ赤で大きな目を持ち、見た目はキンメダイにも似ていますが、実は別の種類なのだそう。エビスダイはうろこや骨が硬いので、今回は仲卸さんにお願いして捌いてもらいました。ありがたい! エビスダイってどんな魚? キントキダイ科に属する深海魚の一種。 一見キンメダイのような鮮やかな赤色の体が特徴。 身は白身で、皮目に脂がのりやすいと言われています。 深海魚というと身が柔らかいイメージですが、エビスダイは程よい弾力もあって、食感が楽しい魚なんです。 捌き方のポイント 仲卸さんに手際よく捌いてもらったので、そのときに教わったポイン…

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今年も伏見稲荷大社へ

2025年01月23日
今年も恒例行事として、京都の伏見稲荷大社へ初詣に行ってきました。 伏見稲荷大社は外国人観光客にとって日本で一番人気の観光スポットだそうで、今回訪れた際もほとんどが海外からの観光客の方々でした。 境内のどこを見ても外国語が飛び交い、まるで日本ではないような雰囲気でしたね! 昨年の初詣はあいにくの天気でしたが、今年は晴天に恵まれ、清々しい空気の中で参拝することができました。青空の下で千本鳥居をくぐると、より一層神聖な気持ちになりました。 市場から奉納された鳥居もありますあるんですよ 参拝後には恒例のおみくじを引きましたが、結果は「後吉」でした。正直なところ、「後吉」という運勢が良いのか悪いのかピン…

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気仙沼の珍味「モウカの星」

2025年01月14日
宮城県気仙沼市は、豊かな海産物で知られる港町です。その中でも特に珍味として地元の人々に愛されているのが「モウカの星」。これは、モウカザメ(別名:ネズミザメ)の心臓を指し、その独特の食感と風味から一度食べたら忘れられないと言われています。 「モウカの星」の名前の由来 「モウカの星」という名前は、モウカザメの「モウカ」と、心臓の断面が星の形に見えることから名付けられました。新鮮なモウカの星は薄くスライスされ、ごま油と塩でいただくのが一般的。味わいはレバ刺しに近く、口の中で広がる濃厚な旨みが特徴です。 「モウカの星」の旬はいつ? 「モウカの星」が特に美味しいのは、秋から冬にかけてです。この時期、モウ…

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新年初競り

2025年01月05日
皆さま、改めまして明けましておめでとうございます。 今年も横浜市中央卸売市場をどうぞよろしくお願いいたします。 さて、本日1月5日(日)は仕事始めということで、市場では毎年恒例の初競りが行われました。 豊洲市場では、1999年以降で2番目となる高額(2億700万)で大間の本マグロ(276キロ)が競り落とされたというニュースが飛び込んでまいりましたね。 過去最高額はあの「すしざんまい」の3億3000万円とのことで、毎年ながら初競りの話題は桁違い! そして、ここ横浜市中央卸売市場でも新年のあいさつを終え、いよいよ初競りへ。 日曜日ということもあって鮮魚の数は普段に比べて少なめでしたが、やはり初競り…

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東京湾の特大スミイカ!横浜市金沢区富岡

2024年12月13日
今回は、東京湾で漁獲された特大サイズのスミイカについてご紹介します。 1杯1キロ近い特大サイズのスミイカ スミイカは、なんと4杯入りで3.8キロ! 1杯あたり約950グラムという驚きの大きさです。通常、スミイカは500グラム前後が一般的なので、この特大サイズは東京湾ならではの魅力と言えます。 今が最も旬のスミイカ スミイカの旬は冬。12月から3月にかけて身が甘くもっちりとした食感が引き立ちます。刺身や寿司、天ぷらなど、どんな料理にも抜群の相性を発揮する冬の味覚です。この時期のスミイカは脂が乗り、まさに絶品。 正式名称は「コウイカ」 スミイカは正式には“コウイカ”という種類のイカです。地域によっ…

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国産天然ブラックタイガー

2024年12月06日
今日市場で見かけた国産ブラックタイガーの魅力 市場での散策中、ふと目に留まったのが「国産ブラックタイガー」。あまりお目にかかることのないこのエビは、標準和名 ウシエビ としても知られています。普段は輸入品が主流のブラックタイガーですが、今回はまさに 国産 ということで、興味をそそられました。 国産ブラックタイガーの希少性 しかし、今回見かけた「国産ブラックタイガー」は非常に珍しい存在です。日本国内では、東京湾以南の太平洋側や浜名湖周辺に生息しているものの、天然ものの流通量は極めて少ないのが現状です。市場に並ぶこと自体が稀なため、これはまさに「特別な出会い」と言えるでしょう。 このウシエビは南方…

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