魚市場ブログ
カニビル? 閲覧注意
2023年12月15日
今日はちょっと変わったテーマでお話しします。それは、私たちの食卓に上がる松葉ガニにまつわる、自然界の不思議な共生関係についてです。特に、カニの甲羅にしばしば見られる「カニビル」に焦点を当ててみます。
カニビルって何?
カニビルは、カニの寄生虫の一種で、主に甲殻類に寄生する小さな生き物です。これらはカニの体液を吸って生活しているんですよ。でも、ちょっと待ってくださいね。カニビルがいるからといって、そのカニが不健康だとか、質が悪いというわけではありません。
カニビルの影響は?
実は、カニビルがカニに大きな健康被害を与えることは少ないんです。もちろん、重度の寄生はカニの成長に影響を与えることもありますが、一般的にはあまり心配する必要はないですし、寧ろ脱皮をしてなく漁師や市場の目利きはカニビルがいっぱい付着している方がいいといいます。
では、料理の際はどうすれば?
料理する際は、甲羅をよく洗浄してカニビルを取り除くのがベスト。衛生的な理由からもこれは大切なステップです。だから、松葉ガニを扱うときは、しっかりと洗ってくださいね。
カニビルは人間に影響あるの?
実は、カニビルは一般的に人間に対して無害です。でも、見た目がちょっと気になるかもしれませんね。ただし、肉質自体には影響がないので、美味しく食べられますよ。
最後に
松葉ガニとカニビルの関係は、自然界の中でよく見られる共生の一例です。この小さな寄生虫がいることで、私たちは自然界の複雑さと美しさを少し感じることができます。カニビルの存在は、私たちにとって大きな問題ではなく、松葉ガニの新鮮さや品質にも影響を与えません。