魚市場ブログ
横浜中央卸売市場に鎮座する穀物の神、伏見稲荷との縁
2023年02月20日
横浜市中央卸売市場で毎年2月の最初の午の日に行われる初午祭がありました。
なので今日は横浜市中央卸売市場と伏見稲荷大社との縁についてご紹介します。
横浜中央卸売市場は、昭和6年に開設され、今年で93年を迎えます。市場には、開設当時から鎮座する稲荷神社があります。この神社には宇迦之御魂神(ウカノミタマ)という女神様が祀られています。宇迦之御魂神は、古くから穀物の神として崇められ、その総本社が京都の伏見稲荷大社です。
伏見稲荷大社は、有名な千本鳥居があることで知られています。そして、その千本鳥居の中には、横浜中央卸売市場から奉納された鳥居もあるそうです。このように、横浜中央卸売市場と伏見稲荷大社には、深い縁があります。
横浜中央卸売市場は、横浜市民の食を支える大切な場所です。市場で取り扱われる海鮮や野菜、果物などは、多くの人々に愛され、横浜の食文化を支えています。そんな市場に鎮座する稲荷神社は、市場の歴史と共にあり、市場を見守ってきました。
稲荷神社には、凛とした雰囲気を持ったキツネさんが座っています。その姿からは、横浜市民の命をつなぐ大切な存在であることが感じられます。私たちは、こんなにも大切な場所にいることを再認識し、横浜市民として誇りに思います。
そして、私たちは、飽食の時代を迎えています。毎日おいしい食事が当たり前のように提供されていますが、その一方で、世界中には飢える人々がいます。私たちは、食を通じて豊かさを共有し、世界中の人々が飢えることのない社会を目指すべきですね~!!