魚市場ブログ

鮭塚供養の日

2023年11月13日

一昨日、11月11日は、日本の伝統と文化が深く結びついた特別な日である鮭の日でした。この日は、昭和3年から続く当時は戸塚区名瀬町に妙法寺で行っていた鮭供養の日です。このブログでは、この伝統の起源、文化的意味合い、神聖な場所、そして現代の意義について掘り下げてみましょう。

・鮭の日の起源
鮭の日の起源は、鮭がかつて日本の重要な商品であったことにあります。横浜市中央卸売市場の水産部の関係者が毎年この日に磯子区にあります金蔵院を訪れ、鮭に対する感謝と敬意を表して供養を行う伝統が、今も続いています。

・文化的意味合い
「塚」という言葉には「墓」の意味が含まれており、日本全国には水産物を供養する約1000の塚が存在します。これらは、横浜市中央卸売市場の人々によって自然への感謝と海の幸を供養する場所としています。

・神聖な場所
妙法寺内には、恩恵観音堂の奥に弁天の窟があり、水と富の神である弁財天が祀られています。さらに、観音像もあり、安産祈願をするために多くの人々が訪れます。

・現代の意義
現代においては、この日は自然と水産関係者への感謝の気持ちを表す機会となっています。毎年、多くの人々が集まり、鮭を含む海の恵みへの感謝を表します。来年もまた、この特別な日を楽しみにしています。世間ではポッキーの日として知られる一方で、私たちの文化と歴史を称えるこの鮭の日も、忘れてはならない大切な日の一つです。このような伝統が、自然への敬意と感謝の心を次世代にも伝えていくことを願っています。

Page Top
language